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ゼロから始める評価制度

評価制度は経営理念・経営計画と連動させてこそ効果を発揮する | 中小企業の評価制度構築コンサルティング「モチベイ」

評価制度は経営理念・経営計画と連動させてこそ効果を発揮する | 中小企業の評価制度構築コンサルティング「モチベイ」

評価制度は経営理念・経営計画と連動させてこそ効果を発揮する | 中小企業の評価制度構築コンサルティング「モチベイ」

 

「ゼロからはじめる評価制度」ブログ。第二回のテーマは「評価制度は経営理念・経営計画と連動させてこそ効果を発揮する」です。

評価制度を効果的に機能させるには経営理念や経営計画との連動が不可欠です。ここではその理由について解説していきます!

評価制度構築の前に経営理念・経営計画を整備する |中小企業向け評価制度のモチベイ

「評価制度をつくりたいが、何から始めたらよいか分からない」といったご相談をよく頂きます。

評価制度構築と聞くと「評価項目」や「賃金テーブル」等をイメージしがちですが、モチベイ式評価メソッドではまず最初に「経営理念」と「経営計画」をしっかりと整備する事をお勧めしています。

 

「評価制度」とはあくまでも「会社の将来ビジョンや目標を達成するための組織」をつくる一つの方法にすぎません。

大切なのは、まず会社が何のためにどこに向かうのか?つまり経営理念と経営計画を明確にする事です。

「評価制度のための評価制度」では意味がないのです。

経営理念・経営計画と連動した評価制度を構築する |中小企業向け評価制度のモチベイ

経営理念・経営計画と連動した評価制度を構築する |中小企業向け評価制度のモチベイ

分かりやすくお話する為に、経営を【船の航海】、会社を【船】、スタッフを【船員】、に例えてお話をさせて頂きます。

 

経営理念とは羅針盤(何のために一緒に船に乗るか?)であり、

経営ビジョンとは目的地(この船で目指すべき目的地はどこなのか?)であり、

経営計画とは航海図(目的地に到達する為の方法は?)です。

 

そして、この航海図=経営計画を順調に進めていく為には、当然ながら「組織」が必要です。

さらにその「組織」で働くメンバーのモチベーションと生産性を高めるたに「評価制度」の構築が必要不可欠なのです。

つまり評価制度は、企業の経営理念、経営ビジョン、経営計画があってこそ正しく機能するのです。

 

「自社にはなかなか評価制度が定着しない・・・」

今まで当社では、数多くの企業を見てきましたが、評価制度と経営理念、経営ビジョン、経営計画がバラバラに存在している企業は、必ずと言っていいほど、評価制度の運用がうまくいっていないのです。

経営理念を評価項目に盛り込む方法は? |中小企業向け評価制度のモチベイ

経営理念を評価項目に盛り込む方法は? |中小企業向け評価制度のモチベイ

「経営理念を評価制度に盛り込もうとすると、どうしても評価項目が抽象的になってしまう」

こんなご相談も良く頂きます。確かに経営理念は概念的な要素が強く、実際に評価制度に盛り込もうとする難しい側面があります。

そのような場合には、経理理念を実現する為の具体的な行動規範=行動指針を定め、行動指針を評価項目に盛り込むのです。

 

上の図は弊社の経営理念と行動指針です。こちらを使って具体例を説明させて頂きます。

弊社では「経営者様のヤリタイコトをカタチにする」という経営理念を掲げています。

そしてこの理念を実現する為に必要な行動規範=行動指針として下記の3つを掲げています。

<経営理念>

経営者様のヤリタイコトをカタチにする

<行動指針>

①親身

ご支援先の経営者や担当者の悩みやご要望に対して親身になって対応できている

②わくわく

常にワクワクした気持ちで仕事を行っており、ワクワクを周りの人に伝える事ができている

③効果

成功事例をルール化した上で高いクオリティのコンサルティングを実施し、効果を出せている

 

当社ではこれら行動指針に関して、まずは全スタッフが自己評価を行い、その上で上長が評価した後、行動指針について面談を通じて細かくフィードバックを行っています。

 

経営理念はこのように、行動指針に落とし込むことで圧倒的に評価がしやすくなります。

ぜひ皆様の会社でも理念(行動指針)と評価制度の連動にチャンレジしてみて下さい。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。